ひさびさに昼寝をした。毎日会社で昼寝がしたくて
たまらなかったので、今日昼寝ができて非常に満足。
本を読みながら自然に眠りに吸い込まれていく感覚が非常にいい。
この間品川で本屋を発見し、そこで平積みにされていて
乙一のZOO1を買ってきた。短編が5つ収録されていて
非常に面白く、まあまあ早いペースで読んだ。
 | ZOO (1) 乙一 集英社 2006-05 by G-Tools |
単純にハッピーエンドを求める人には向かない本だろう。
読後感が悪いのもあるし。でも、特殊な設定とか意外性とか
そういうのは乙一ならではで非常に楽しめる気がする。
切り口がなかなか斬新で、けっこうさらっと表現されてて
といっても読んでない人に説明をするのは難しい。
夏と花火と私の死体から買い始めて、文庫は十何冊か全部買っていると思う。
この最初の作品では、死体の一人称によって記述されていて、それがなんともいえず
不思議で面白い。全般に軽くひっくり返したり、ちょっといい話がある乙一の本を
自信を持ってお勧めしたいと思う。ZOO2も買いにいこう。
