サグラダファミリアに行ってきた

朝7時のバスでバルセロナに向かう予定だったが、気がついたら6時半。6時半にバスに乗らないと間に合わないという状況だったので急いで片付けてチェックアウトしてタクシーに乗り込んでバスターミナルに行った。バスで移動すること4時間、バルセロナ到着。コインロッカーに荷物を預けて軽く食べて徒歩でサグラダファミリアへ。見る角度によって全然できてなかったり、そこそこできていたりと印象が変わる。

まだ作っているとか、作ってるそばから壊れているとかいろんな話を聞くのだが、実際に自分の目で見て確かめることができて良かった。建物の中に入ってみると、印象はまた大きく変化する。とても現代アートの美術館っぽい印象を受けた

特にキリスト像。パラシュートにしか見えない。復活祭というのはキリストが空からパラシュートでおりてきたんだろうかと感じてしまった。それならかっこ良すぎるので信じるのも納得だ。エクストリーム十字架選手権などがあればダントツでトップになれそうである。

あとここに出てくる柱を見ていて思ったのだが、なんか人間の骨っぽい気がした。色もそうだし、なんか関節っぽいものもある。
地下ではせっせと修復作業にあたった人々の紹介がされていた。

この逆さにしているやつはなかなか良かった。製作期間がこれだけ長期に渡ると、展示の仕方も変わってくるんだな。

昼にワインを頼んだらこんなにたくさん出てきた。パエリア食べながら飲み干したら酔っぱらった。

一歩歩くたびに酔いが回るという状態で公園に到着。

ガウディの家にも行った。

それにしても変な形の公園だった。こういう斬新なアート作品って素面な状態で見るより多少酔っぱらっている方がいいんじゃないかと勝手に自己正当化したくなるような気分。

この後にバスで山から下りて、ジョアン・ミロミュージアムに行ってきた。

こういう現代アートって正直楽しみ方をよくわかってなかったのだが、この展示を通じてなんかわかったような気がする。描かれているものを見るだけじゃなくて、描かれているものから描かれてないものを想像して動的なストーリーとして感じ取るみたいな感じ。写実的な絵がノンフィクション作品とするならば、こういうシュールレアリスムは小説として楽しめる気がした。出てくるあらゆるものを擬人化したり脳内で動かしたりしてみると、作品が驚くほど生き生きとしてきて驚いた。その後に写実的な絵を見るとそっちも躍動感が出てきた(別に変な薬はやってません)。個人的に大きな気づきだった。
その後ケーブルカー的なもので街に戻り、凱旋門をちょっとみてバスターミナルへ。

ここにもオレンジ絞り機が。トルティーヤって成分の8割がジャガイモだと思った。

本日の出費(9月19日)
タクシー 5.5
バス 28.74
ロッカー 5
朝食 4.2
サグラダファミリアなど 16.5
バス 2
ジョアン・ミロ 10
地下鉄 2
パエリア 13.9
ジュース 2.7
トルティーヤ 4.2