あいにく曇っていて、夜空に星はほとんど見えなかったが、朝の宿からの眺めが素晴らしかった。
途中まで前の日に来た道を戻り、その後東へ。こんな景色が広がっていた。
ロシア・コサックが作った村らしい。やはりこの国は景色が素晴らしい。そしてたどり着いたのは、森の中にひっそりと佇むハガルツィン修道院。
初夏もいいけれども、紅葉の季節に来てもさぞかし良さそうだ。ここをお気に召したアラブの王様がいるらしく、再建のために出資をしたというのが興味深い。そんなわけで、アルメニア正教会だけれどもアラビア語の解説もある。宗教問わず、素晴らしいと思うものを残していくという姿勢に感銘を受けた。
そばに雷の落ちた樹があって、なんか生命力がすごかったのでtwitterのアイコンにしてみた。ディリジャンというリゾート地で昼食を取り、さらに移動すると湖が見えて来た。湖のほとりの修道院に向かう。
この国、多国籍企業は全然入って来てないけれども、コカコーラはちゃんと来ていてて、それはそれですごいと思った。
ここはここでなかなか味のある建物だった。この日に泊まったのはツァグカゾールというスキー場のある町。冬はもう少しにぎわいそうだけれども、夏はけっこう空いていた。ロシアにはあまりスキー場がないからここまでやってくるという話を聞いて、アルメニアってロシア人にとっていろいろ便利な場所なんだなと思った。