科学教育を考える

教育なんてまあどうでもいいんだけど、科学関連のミュージアムは
小さいころから好きなので基本的に行くようにしている。
パリでもいったし、メルボルンでもいったし、今回サンノゼでも
サンフランシスコでも行ったし、昨日バンクーバーでも行った。


バンクーバーのサイエンスミュージアムには正直言って感動した。
なんかやたらと混んでいて、がきんちょがやたらとうれしそうな
だった。でもこのコンテンツであれば当然だろう。
水が流れているところがあって、みんなでダムを作ろうとか
一つ一つが結構大掛かり。ベルヌーイの原理とか、高校物理の
考え方とか背景にいろいろと大事な理論が利用されているのが
今だから見ていてよく分かる。教育というのはこういうものだと
なんとなく思った。1時間ごとに行われるショーも素晴らしい。
科学をテーマにここまで人を魅了できるものなんだと思った。


科学とは一部の変人が楽しむためのものじゃなくて、自然に
存在するものであり、日常生活と切り離せないものであるから
誰もが興味を示すべきものじゃないかと思う。好きで好きで
仕方ない人は博士号を取って突き進めばいいけど、そこまで
好きじゃない人も一定の理解と興味を示したらいいんじゃないか。


本の学校の先生もこういうところに研修に行ったらどうだろうか。
予算とかカリキュラムとかきっと厳しいとは思うけど、少しずつ
変えていくためにはこういう現場も見てきた方がいいように思う。