年末に大量に更新してからずいぶんとあいてしまった。
別にブログをやめるつもりはなかったんだけどな。
まあのんびり書いていこうと思う。
12月の半ばからざっくりプランはあったけど、確定したのは前日。
週間天気予報を見つつ、宿の予約をし、新幹線の切符を買った。
2日朝出発し、岡山経由、徳島県大歩危へ。そこからバスでかずら橋。
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かずら橋 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%82%89%E6%A9%8B
スリル満点ってのは大嘘だな。全然面白くなかった。
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カナダ・バンクーバーにあるこの橋の方が面白かった。
日本の観光地って過保護すぎてつまんないと思った。
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その後大歩危渓谷を船で下る。岩場がなかなか面白い。
ラフティングとか面白そうなんだけど、そういう季節じゃない。
斜めに削られた岩とか水平に削られた岩とかいろいろあって
ありきたりだけど自然ってすごいと思った。
小雨が降ってて、少し霧がかかってて、なかなか良い雰囲気。
メインはここまでだけど、現地で見つけた情報により
急遽行き先を追加。こういう自由さがあるので楽しい。
夕方五時頃、大歩危から30分くらい歩く。
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なんか、いかにもな雰囲気。徳島県山中で妖怪に遭遇。
これが目的地なんだから遭遇ってのは変だな。個人的にこの日
一番面白かったのはこのときかもしれない。誰も居ない山中を歩き、
電灯の間隔は200m程度くらい広くて暗い中、小雨が降ってるこの雰囲気。
一人で歩いていて、不安な気持ちがいつの間にか楽しくてしょうがなくなる。
一人で歩いてその場所にたどり着くことで、妖怪のできあがるプロセスが
わかった気がする。この雰囲気が不可欠なんだろう。
こういう場所で(本人にとって)原因不明の怪異に遭遇し、きっと○○の仕業に
違いないと解釈され、それが語り継がれて、キャラクター化したものが妖怪。
だから(本人にとって)原因不明の怪異が生じにくい明るい場所では
どんどん妖怪の登場機会が減って、さびしいことになっていくんだろう。
闇というものが必要だと非常に感じた一日だった。基本的に京極夏彦氏の受け売りだけど。
豆腐小僧双六道中ふりだし | |
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電車はスカスカ。
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そば粥おいしい。
あと驚いたのは、懐中電灯をみんな持ち歩いていること。
「兄ちゃん、電気もってないんか」みたいなこと言われたけど
それっておかしくね?山歩きじゃなくて、
単に駅から歩いて宿に向かうだけなんだけど。