それでは続きを書こう。
connecting the dots
BCGのインターンに冷やかしで行こうとしたら
- 人生何があるかわからない。
- オープンな気持ちで。
と言われたらしい。なんかもう反省したくなる。
あと、BCGと言っても、セメントとか産業用手袋?とか
けっこう地味な仕事をしていたそうだ。
- ビジネスは、一見派手じゃない方が面白いし、儲かる
これから始める生命保険もその系統か。
転んでもただでは起きない、人生万事塞翁が馬みたい。
あとビジネススクールに行くかどうかで
- 人生はマラソンなんだから、短期的に見てはいけない
- 10年、20年、30年後に行って良かったって思える
と言われたらしい。この人、意外と素直に言うこと聞く人だな。
セレンディピティというのはあるけど、
偶然の部分と、偶然じゃない部分があるという。
最初は何も考えてないけど、常に新しいものに挑戦しようという
気持ちがあって、楽観的だから良い方向に行くみたい。
世界から見た日本
アメリカに行ってみて、日本がいかに恵まれていたか気付くとのこと。
- ハーバードのJapan tripで日本に連れて行ったら、日本好きになって帰る人ばかり。
- 時間を守って集団行動できるのも、実はすごい
- 文化的にもけっこう海外に影響を与えている
- 悪平等と言われるけど、まだまだ格差が小さい。
- アメリカで救急車で運ばれて検査を受けたら、30万とか100万とかかかる
- 日本では8〜10万しか払わなくて良い。あとは国が払ってくれる。
- 給食というシステムに感動する。
単にアメリカの悪いところという気がしないでもないけど、
自分が気付いてないだけでいいところというのはたくさんありそうだ。
でもやっぱり、自分自身が外に出ないと見えてこないだろうな。
young leader's summit
世界で通用する人材みたいな話で、このサミットのことを言ってた。
生命保険 立ち上げ日誌: Asia 21 Young Leaders Summit
http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2007/10/asia_21_young_l.html
共通言語がわかるというのが良いらしい。
- 英語、会計学、論理、文化的多様性、
- political correctness
言葉の表現や用語に人種・民族・宗教・性差別などの偏見が含まれていないことを指す。特に多民族国家であるアメリカにおいては差別・偏見を取り除くという政治的(Political)な観点から見て正しい(Correct)という意味で使われるようになった用語である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%8D%E3%82%B9
「インド人は数学ができる」と言ってしまうと、
そのステレオタイプは何だ、という感じで非難囂々だとか。
失言であり、絶対に言ってはいけないこと。
身近な2、3の例から安易に一般化するのは慎まないとな。
それが偏見となり、オープンに物事を見られなくなる。
- ピュアなビジネスリーダーは尊敬されない
社会的な視点で物事を見ていかないと。
中国でHIV撲滅の仕事をしている人とか、
グリーンベレーでたくさん人を殺しながら
このままではいけないと思って
マイクロファイナンスの仕事を始めた人とか。
岩瀬氏は、特にそういうことをしていなくて、
やや肩身が狭かったというようなことを言ってた。
- 自分の国を良く知ること
芭蕉の書いたものを見せられたのに読めなくて、
何で日本人なのに読めないの?と言われたらしい。
自分を知り、自分の国を知り、相手の国を知る。
それはそうなんだけど、ちゃんと優先順位をつけて
興味を持てるところから始めないと、何もできないな。
今はちゃんと考える時期かもしれない。