正直言ってだんだんわけがわからなくなってきた、三上さんのブログ。
ちょっと頭を整理しようかなと思って、「いざ北へ」を一つ一つFirefoxのタブで
開いてみたが、多すぎてすごすぎてますますオーバーフローな感じ。
とりあえず、最初の所に戻ってみた。
森羅万象にわたる過去の叡智に囲まれて知の未来に関する予言が炸裂し、交錯し、熱く渦巻くなかであなたは何を見るか。
いざ北へ2008 - 三上のブログ
過去と未来の話。(限定ではなく、この人何考えてるんだろう、の手がかり探し)
そして、「さらば大陸。そして君にはいつでも島がある、と思え」か。
「ユーラシア大陸から日本列島へ」ともとれるけど「本州から北海道へ」かな。
そうだ、うってつけの参考書があった。
日本の島ガイド シマダス | |
日本離島センター おすすめ平均 会社で買って これは文句なしに書棚に揃えるべし。 島の情報が網羅されていて役立つ 島に行ってる気分になる、楽しい「島ガイド本」です。 島フェチにはたまらない1冊 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
霞ヶ関にある政府刊行物を扱うところをふらふらしてて買った本。
これでもかというほど、丁寧に日本全国の島について書いてあって楽しい。
島は、ひとつひとつが独自の時間と空間をもつ独立した国。海によって明確に一線を画されているため、出会いと別れが極だち、嬉しさや哀しさ、なつかしさや切なさ、といった感情がより深く、ひときわ強く実感できる場所なのです。
あなたがこの本を手にとってくれたのも、どこかの島のページを開いてくれたのも、きっと何か目に見えない縁に導かれてのこと。世界中どこを探しても見あたらず、手の届かなくなってしまったものが、もしかしたら本の中に、しかもあなたのすぐ近くで見つかるかもしれません。もし、ページのどこかに心の琴線に触れる何かがあり、この本を一つの出発点として、皆さんお一人お一人がそれぞれの島物語を書き綴ってくれたとしたら、編集部としてこれにまさる喜びはありません。
島についてたぶん日本一詳しい人たちが書いたあとがき。
島にもいろいろ意味があるわけで、非常に深いなあと思った。
ウェブ開拓論って、小学校の時に「わたしたちの札幌」とかいう本で
郷土史らしきものを学んだ自分にとって、北海道の開拓使しか思いつかない。
碁盤の目のような計画都市。商業施設の火事が行政機関の建物に燃え移らないように
大きな通りをつくって、南に商業、北に行政と分けよう、みたいな話だったかな。
で、島判官がせっせと大通りをつくったら、冬にお金が尽きてクビになって、
引き継いだ岩村判官が大通りを完成させた、みたいな話等。なんで覚えてるんだろ。
荒野を目指すというと、ゴールドラッシュでデスバレーを越えて西海岸って
話もあるけど、全国から北海道への移住した開拓使も負けず劣らずチャレンジャー。
ウェブだってけっこう未知な領域なので、同様に開拓という言葉がふさわしいかも。
新札幌育ちの僕は、遠くにそびえ立っていた百年記念塔を思い出しながら、
そんなことを考えるのであった。そしてもう一つ思ったのは、帰る場所。
離島じゃないけど「島」で生まれ育った自分にとって、
「君にはいつでも島がある」と言われると、帰る場所なのかと感じたりする。
いつでも帰る場所があるからがんばれる、みたいなものかもしれない。
まあ、すぐに帰る気はないけど、今回は一時的に帰るというわけか。