The Laws of Simplicity 前編

昨日の朝、新宿のカフェで半分くらい読んだので、途中まで書き出してみる。
うちの会社の偉い人たちが、これをベースに会社の方針を考えているらしい。
そういうわけで仕事として読んでおく必要があると思ったわけだけど
読み始めてみると、自分の生活に当てはめてもよさげな気がした。

The Laws of Simplicity (Simplicity: Design, Technology, Business, Life)
The Laws of Simplicity (Simplicity: Design, Technology, Business, Life)John Maeda

おすすめ平均
stars難しい命題をシンプルに

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100ページ程度のシンプルな本。Law1から10まで端的にまとめてある。
Simplicity is Sanity(目的、方向性).という書き出し。

Law1 Reduce

無駄な機能は徹底的に省く。でもユーザーは多くの機能を使いたい。
そこで重要なのがSHE。

  • Shrink(縮める)
    • テクノロジーで小さくする
  • Hide
    • 使わない機能は見えなくする
  • Embody
    • 品質を具体的に示す

本質的なところを残したまま、どんどん削る。

Law2 Organize

部屋がぐちゃぐちゃになったとき、取れる対策は3つ。

  • 大きな家を買う
  • 本当に必要でないものはしまっておく
  • 今あるものをシステマチックな体系化

何を隠すか、どこに置くか。
体系化でシステムを少なくすることができる。
ものが少なくなるとシンプルになる
そこで重要なのがSLIP。

  • Sort
    • まず、ラフなグルーピングをする
  • Label
    • 関連した名前を付けておく。何でもいいから
  • Integrate
    • グループを統合。少ない方がいい
  • Prioritize
    • 優先順位付け。パレートの法則がいい。
    • 本当に重要な20%とそうでもない80%に分けると、明確になる。

カードでやりたくなかったら、webでもできる。
http://lawsofsimplicity.com/
これは一つのやり方にすぎなくて、他にもいろいろある。
タブキーは、体系化に非常に良い。
blurred grouping(ぼんやりした体系化)がよい
違った視点で見てみることが大事

Law3 Time

待ち時間が多い。
何かがすぐ反応してくれるとき、Simplicityを感じる。
ここでもSHEが使える。
選択肢を諦めることによって、時間が短縮できる。
時計を隠したり、窓がないことで、錯覚が起きる
プログレスバーで進捗状況を示すことでストレスが減る
Quantitatively Fast, Qualitatively Fast
この二つを考えることが大事。
絶対的な時間を減らすか、快く待てるようにするか

Law4 Learn

righty tighy, lefty loosy
とりあえずやってみるのもいいが、
方向性を示してもらってからやるより時間がかかってしまう。
何かを教える時に役立つのは、自分が学ぶ側にまわること。
著者はMITメディアラボの教授だが、MBAコースの学生でもある。
モチベーションを高めるには
"the carrot or the stick"ではダメ。
insurmountable challengeがいいらしい。
そしてBRAINが重要。

  • Basic 基礎を学ぶ
  • Repeat 繰り返す
  • Avoid いらいらしない
  • Inspire 例を出す
  • Never 繰り返すことを忘れない

何かを学ぶ良い方法は、教えてみること。
エッセンスに集中する
"wow" can become "woah".
marry function with form
関係性を目に見える形にする
ちょっとした驚きを加える


読み終わってないし、まだまだ消化不良。
3回くらい読んで、実践できるレベルまで
落とし込まないと意味ないだろうな。