自己紹介と今後の方向性
そういえばしばらく書いたことなかったな。
読む人が興味あるかわかんないけど、ざっと書いてみる。
- はてなid:pho
- phobiaという単語を削ったので読み方は「フォ」なのかな。
- そう呼ばれるとすごく違和感あるんで、yosukeと読んでくれたら良いです。
- お仕事
- 特許技術者らしいです。今は翻訳がメインです。特許庁とのやりとりも有り。
- 職場では、英語も日本語もおかしいとあきれられてます。
- 学校
- 修士課程では電子工学専攻。現在26歳。
- クリーンルームでスパッタリングして薄膜作ってました。
- 今は一応弁理士の予備校に行ってます。来年受ける予定。
もうちょっとちゃんと書こう。
- 高校くらいまで(札幌)
- ドラゴンボールのカプセルコーポレーションとか、エジソンの伝記とかの影響で、がちゃがちゃと何かを作ることにあこがれる。
- 家電製品を修理できたり、新しく作ったりできたらかっこいいとか思ってた。じゃあ松下か、と関西へ。
- 大学時代(京都)
- 電気回路、電力、通信、電子物性あたりの理論と実験を一通りやった。それが今、役立ってる。
- とりあえずわかったのは、生まれてきた時代が100年くらい遅かったってこと。
- 細分化されて複雑になり過ぎてて、半田ごて片手にがちゃがちゃ直せるわけがない。
- 青色LEDの中村氏、留学生センターの青谷先生などの影響もあり、留学も考えた。
- 大学院時代(京都)
- 就職活動で電機メーカーを見て幻滅。自分には合わないと思った。
- 博士課程に進むとか留学するほど研究が好きじゃないってこともわかった。
- 「シリコンバレーは私をどう変えたか」にはまる。個人がサバイブすることを意識し始める。
- 「日本株式会社」で生き残るのは性格的に無理だと思ったから、外資とベンチャーを考える。
- 全部落ちたら学校推薦で「日本株式会社」の電機メーカーへというプラン。恵まれてる。
- ベンチャーは新卒でいかなくても良いかってことで、規模の大きな外資系をファーストキャリアに考える。
- 戦略系コンサル、外資系ITに落ちること落ちること。どれも面接で熱意が足りなさげ。
- そんなとき、今の会社の募集を知る。本気で行きたいと思った。
- 勝てるゲームをする(強引にまとめ) - technophobia
- http://d.hatena.ne.jp/pho/20050901/1125573560
- 受かって、修論書いて、シリコンバレーツアー参加。
- 見晴らしのいい場所 - technophobia
- http://d.hatena.ne.jp/pho/20060401/1143882113
- 選んだ会社が「見晴らしのいい場所」だと梅田さんに言われて心強かった。
- 会社に入る(東京)
- 会社にお荷物がいない。何事も徹底的に効率よく進んでいる。
- 一人一人やるべき仕事がきっちり決まっていて、スペシャリストな感じ。
- 徹底的に英語(reading)を鍛えられる。最初は翻訳のみだから当然か。
- ちょっとチームで何かをすることに飢えてきたけど、社外で探そうと思った。
- 新しい技術の文献をじっくり読めるから、この仕事はけっこう好き。
- 社内で誰かを嫌いになるほどコミュニケーションがない。いいんだか悪いんだか。
- というかみんな賢すぎ。弁理士予備校に行ってちょっと対抗する。
- 法律もじっくりやってみると意外と面白い。これはやるまで気付かなかった。
- makeという雑誌(本?)の思想にはまる。がちゃがちゃ作ってるから。
- ソーシャルアントレプレナーを尊敬し始める。
まあ、こんなとこ。
キャリアプランたてないってのは、
http://d.hatena.ne.jp/jigen77jigen/20071128/1196256013
ヌルさの証明でしかないと思う。
これは確かにそう思う。単なる行き当たりばったり。
キャリアプランというか、その骨格に相当する自分にとって譲れないものは
きっちりと明確にするんだけど、何歳までに何をするとかはナンセンスかなということ。
「キャリアプランを立てない」というのは、「未来の履歴書を作らない」ってこと。
今現在存在しない仕事をしたいなら、プランを立てられるわけがない。
大体こんな感じっていうのは意識しないと進めないけど、ゆるく考えるということ。
自分は不器用だからだと思うけど、何事も本気にならないと手に入らない気がする。
逆に言えば、本気でやりたいと思うことしかできないからいいのかも。
では、今後の方向性
- 洗濯板で洗濯したり、水を汲みに何キロも離れたところへ行かないといけない人がいなくなる世の中にしたい。
- テクノロジーを必要としている場所に適切に提供することで解決できる問題は多いと思うから。
- 別に特許が好きなわけじゃない。特許の取り方を学べば潰し方も学べるから、ツールとしてやってるだけ。
- 現状において、特許は、技術をお金に換える有効な手段の一つだから。
- 技術の全体を俯瞰して、どこに何があるか、誰が何を知っているか、をわかる人になりたい。
- 特定の分野を深く掘り下げるのは、研究者に任せるけど、そのインデックスを目指したい。
- スペック競争じゃなくて、ユーザーを中心として技術を考えていきたい
というわけで、具体的に何するか
- 特許技術者として実務経験を3年くらい積む。
- 弁理士に受かって、一応一つの分野の専門家だとアピールする。
- 社外で何らかのかたちで社会的な活動に参加する
- 社内にいながらも、社会的な活動ができる手段を探す
社会貢献、デザイン、知財でうちの会社はわりと頑張ってるし、
自分のやりたいことと方向性が同じだから、しばらく居ると思う。
この会社けっこう好きだし、特にやめる理由ないし。
多国籍のチームでいろいろ遊びたいなって気持ちはある。
そのためには自分がスペシャリストにならないと。そんなとこ。