ウェブ時代をゆく 知と情報のゲーム

ちゃんと向き合わないといけないなあと思ったので、ちゃんと書く。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫

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年寄りがダメな世界で頑張ること。

これは会社に入ったときに非常に感じた。
専門的な知識はみんなすごいけど、ネット関連のニュース、価値観を
全然わかってない。そこで自分がうまく組み合わせたら面白くなりそうって思った。
自分がどこで頑張るかは、ちゃんと選べるんだから選ばないと。

  • 面白いものだと楽しむ心を持つ
  • 未来は創造するものだということである。

待ってたって誰もやってくれない。
自分でちゃっちゃかやってしまおう。
近頃ようやくそんな気持ちになれた。

受益者非負担型インフラ

広告に対するアテンションは、負担に入るのかな。
自分がありとあらゆる広告を嫌いなので、そう感じてしまう。
リアルな世界で金を稼いで、ウェブで遊びたいだけだから、
別にブログに広告載せて小銭稼ぎたい気分にはならない。
せせこましく、よこしまなブログになってしまいそうだし。

旧来型メディアの大半は「経済のゲーム」という観点からは興味を失っていくはずである。
しかし現実には、これから本格的に「知と情報のゲーム」が始まる。

お金が好きな人はずっとお金を見ていればいいんだし、棲み分けできていいと思う。

これまでよりも圧倒的に多くの「普通」の人たちも、クリエーションの楽しさに触れることができるようになった。

ブログを書くとか、ブックマークコメントをするというのも、
アウトプットだから、なんらかのクリエーションかも。いい時代。

成功するかどうかは、人生をうずめている奴が一人いるかどうかですね

何事も本気で取り組む姿というのは、人を引きつけるような気がする。
本格的に何かを楽しみ、没頭する。そのくらい好きなら、何かが生み出されそう。

グーグルは、「知と情報のゲーム」がしやすくなるようウェブ2.0時代の技術インフラを提供する企業だからこそ「経済のゲーム」という観点から見ても強いのである。

非常に納得。自分の立ち位置を考える必要がありそうだ。
オープンソースハードウェアの法律インフラというか
へんな権利関係気にしなくても誰もが入れるように整備するみたいな。
まだ全然固まってない。逃げていかないから、あせることはない。

無数の人々が無数のことを自分でやるようになるにつれ、貨幣経済の外側の活動がどんどん増え、貨幣経済と拮抗するようになる。近未来の人々は、そのふたつの経済を組み合わせて生きていくというのだ。

お金をあまりかけずとも、「内面的な報酬」を求めて、能動的で創造的な行為における「好き」を貫く自由が広がるのだ。

前に自分が書いた文章を思い出した。

なんというかそのすぐ仕事とかお金に結びつけたがるところが
せせこましいというか情けないというかけちくさいというか器が小さいというか、
まあそういう印象を抱いてしまう。今いろいろなところで起きていることに対して
その程度しか想像できないのなら仕方ないけど、そんなもんじゃないと思う。

http://d.hatena.ne.jp/pho/20060828/1156779606

物々交換の良さも少しずつ取り入れられていくんだろうか。
お金の価値というものは、少しずつ下落していくのかも。
変化する時代にわくわくする自分が今ここにいる。
やっぱり何かしら自信を持たないとこんな気分にはなれない。


グーグルについては、「眼の誕生」を紹介するときに触れることにする。
今日はこんなところ。ねむい。次は日曜日かも。