最終日は宿で朝食を食べた。
注文すれば餃子も作ってくれる。
チェックアウトして、バス停まで歩き、空港行きのバスに乗った。空港で電光掲示板を見て、ゲートはどこかなと確認したところ、自分が乗ろうとしていた飛行機が表示されてなかった。ウェブチェックインがうまくいかなかったので、なんとなくそんな予感はしていたし、以前そんなことがあったので、そこまで焦りはしなかった。あー、ようやく旅行が始まったか。そんな気分だった。
チェックインカウンターで英語が通じたので説明すると、その便は明日の同じ時間だよとのこと。飛行機を予約したのが9月末で、10月1日から飛行機のスケジュールが変わったようだ。で、特に連絡はなかった。行きの便に変更がなかったので、帰りの便だけ変更になっていたとはここに来るまで気づかなかった。
四川航空のカウンターでは英語が通じなかったので、google翻訳を駆使して意思疎通を頑張った。チェックインカウンターで飛行機が飛ばなかった証明書なるものをもらって、四川航空のカウンターで翌日の便に交換という流れらしい。激しくクレームをつければホテル代とか出たかもしれないけど、基本的にそういう補償はないみたい。
一日遅くなると会社をもう一日休まないといけないし、またホテルを予約するのもかったるい。なんとかこの日のうちに帰れる手段はないかとskyscannerで航空券をその場で検索した。そうすると、Ctripという中国最大のオンライン旅行会社でシルクエアーの成都シンガポール直行便が見つかった。これならなんとか深夜にシンガポールに着く。オンラインで一気に支払いを済ませて、そのシルクエアーの便を確保した。
そして、カウンターで帰りの便を振替じゃなくてキャンセルしてほしいと伝えた。そうしたら、電話をしろと言われて困惑。四川航空のサイトから直接購入して、四川航空のカウンターでキャンセル請求してるのに、なんで電話??本人確認とか航空券もパスポートも今見せてるのになんでなんでとしばらく腑に落ちなかった。でもそうする他なさそうなので、電話して、登録してある情報を電話で伝えて本人確認をしてもらって、キャンセルって言ったらあっさりできた。後日きちんと復路分の半額振り込まれていた。
夜まで時間があるので、空港のコインロッカーに荷物を預けて、市内に向かうことにした。観光地に行こうかと思ったが、結局電気街にした。やはり炒飯美味しい。
成都にもちゃんとこういう場所はある。
こういうのは、そんなに違わないかもしれない。
それから麻婆豆腐発祥の地に行ってみた。
観光客がよく来るからか、一人用麻婆豆腐も売ってた。
美味しくなかったわけじゃないけど、ツアーで連れて行ってもらったところで食べた麻婆豆腐の方が美味しかった。
そんな感じでまあ満足したので、空港に戻り、預けていた荷物を受け取ってシルクエアーでシンガポールに帰った。ちなみにシルクエアーは普段高いから使わないのだが、この日は当日予約にも関わらず、四川航空のキャンセル料とそれほど変わらず金銭的なダメージはほぼなかった。
Ctripを初めて使ったが、スムーズに予約できたし、問題なく飛行機に乗れたので満足。普段は基本的に航空会社から直接購入しているし、今後もそうだが、ときどき使うには全然問題なさそうだ。