四日目から六日目はニコ技深圳観察会で既に書いたので、七日目から書こう。VRを体験した後に行ったのは本屋。とにかく巨大だった。
床面積がこんなに巨大な本屋は見たことがない。
家電修理本がたくさんあったのがとても印象的だった。こんなに細分化されているものを出版しても大丈夫なくらい部数が出るということなんだろうな。そして中身を理解して修理できる人間の層がそれだけ厚いことは驚異的ですらある。
ミサイル技術の中英辞典って、用途が限定的すぎて、ついつい察してしまう。
タオバオに出品するときの写真の撮り方から丁寧に解説。
本屋の外にVRコーナーがあった。
お客さんは入ってない。
モバイルバッテリのレンタルサービスがあった。デポジット払って借りて、スマホを充電して、別のところで返すことができる。
ちなみに本屋では日本の創作文化の影響が大いに感じられた。
別の面でも日本を意識しているようである。
本屋のそばに図書館があって、自動貸出機がなかなか斬新だった。
電気街のきれいなショッピングモールにも行った。
こんな紙のメニューもあるが、テーブル上のQRコードをスキャンしたらスマホ上にメニューがでてきて、その場でスマホ上で選択・支払いができたりする。
再び電気街を散策。いろんな検定物のシールがこんな風にあるとありがたみがない。ちなみにこのシールが偽物のためのものだとすると話は単純なのだが、実際はちゃんと検定を通したものもこのシールを貼って出荷するのである。このへんは公板・公模にも通じる話で、何が本物で何が偽物かはそう単純に割り切れるものではなかったりする。
富士通のVRの広告があった。
自分がaliexpressで発注したものは、このへんのDHLなどを通じて送られてくるんだと思うと、感慨深いものがある。
宿に戻ろうとしたらシェア自転車ofoのチェックをしている人がいた。人海戦術の香りがする。
路上で将棋っぽいものをする人もいて、相変わらずフリーダムな空間である。
そして香港の狭い宿に戻ってきた。
香港は香港で見どころがないわけじゃないなあと改めて思った。深圳のインパクトが強すぎるだけで、香港には香港の良さがある。