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いただいたので、今日は年末に申し込みをしたシリコンバレーツアーの
ことを書こうかと思う。今日費用を払ってきたし。
何度も取り上げているから特に説明する必要はないかもしれないけど、
一応簡単に説明すると
日本在住の大学生・大学院生・高専生および若手社会人で、
テクノロジー業界でのグローバルなキャリア構築を志向する方。
を対象として、
セミナー/パネルディスカッション
企業訪問/有名企業巡り
スタンフォード大学見学
レセプションパーティー
みたいなことをするツアー。
http://www.jtpa.org/archives/2005/11/c4jtpaaaaaaaaaa.html
podcastでもプロモーションを行っている。
Live On The Bay
http://www.cacasting.net/podcast/16
文字を読むよりも声を聞いたほうが感情が伝わってくる気がする。
この企画を知ったのはたしか今から一年半くらい前。
2004年秋にやるのを知ってたけど11万あればもっと長く旅行にいけるとか
思って申し込まなかったような気がする。当時は価値がわかってなかった。
2005年春に行こうと思ったが就活でちょっと厳しい時期だったので
やめた。2005年秋はなんか募集がなく、今回2006年春行くことになった。
ショートエッセイ 募集人員を上回る応募が予想されますので、ショートエッセイによる選考を行います。
- なぜこのツアーに応募しようと思ったのか?何を期待しているのか?
- 自分のセールスポイント(経歴、キャラクター、スキル、等)
- 参加できた場合、他のツアー参加者に対し何を貢献したいか(ツアー中だけでなく、その前後でも)
上の3項目を全て盛り込んで1,600文字以内(句読点スペース込み)で以下の入力欄に記入して下さい。
というわけで、就職活動のエントリーシートみたいなのがあった。
はやくから書こうと思ってたんだが、学校ではなかなか集中して書けず
結局29日に実家へ帰ってから書くことにした。提出したのは30日夜。
なんかよくわからないけど公開したくなったので、会社名と職種を伏字で公開。
元々エンジニアとして何か新しいものを作りたいと思っていたのですが、次第にテクノロジーそのものよりもビジネスとどう関わるのかということに興味が移り、ダイヤモンドループという雑誌を購読しはじめました。そこで梅田さんがインタビュアーをしていた連載を読み、梅田さんを始めとしてシリコンバレーで働く人々のblogや連載記事を読み、組織ではなく個人が活躍する場に強い関心を抱くようになりました。
四月からP社のIP部門でPEとして働くことになっていますが、キャリアの選択肢の一つとして漠然とシリコンバレーでの仕事も考えています。しかし、どのようなものなのかわからないと判断がしにくいので、実際に体感してみたいと思い今回応募しました。テクノロジーやシリコンバレーのスタイルに関心を持つ自分と同年代の人がどのように考え、行動しているのかを知ることができたら良いと考えています。それが自分にとって刺激になればなおよいです。
大学では電力、電子部品、通信技術の仕組みや量子力学の基礎を学んできましたので、ハードウェアの技術に関しては多少スキルと呼べるものがあるのかもしれません。現在大学院で電子工学を専攻し、次世代メモリーの材料となりうる物質の研究を行っています。自覚している性格としては意外性を好ましく思い、常に変化を楽しめるということが挙げられます。何らかの変化がないと退屈に感じてしまうので、現在は一人旅とニュースの巡回を徹底することで、変化という欲求を満たしています。
これまでにオーストラリア、フランス、ベトナムへバックパックを背負って三週間程度の一人旅をしてきました。往復航空券のみを用意して、価格交渉をしながら移動手段や宿泊先を現地で確保してきたのですが、擬似的にでも自分で道を切り拓いていくことが感じられました。常に何が起こるか分からないので、意外性に富んでいて刺激に満ちていて楽しめましたが、それと同時に精神的に鍛えられたような気がします。ニュースの巡回については最近のRSSやソーシャルブックマークの普及により非常に効率よく意外性のあるもの、何か新しいものを見つけられるようになりました。見つけたものを3年前からクリッピングしてblog に貼り、今年はソーシャルブックマークに蓄積していっているので、自然と自分にとって関心のあるテクノロジー関連のリンク集ができあがり、自然と日々更新されています。
参加できた場合、他の参加者に対して自分が貢献できることは異なる視点を提供することではないかと思います。どういうバックグラウンドを持つ人が集まるのか分かりませんが、他の人と違う視点で物事を観察し、異なる切り口で意見を述べることができればなんらかの貢献にはなると考えています。ツアーの後では、少しずつ知的財産法の勉強を進めているはずですから、法律的に見てどうなのかという技術とは別のアプローチも不可能ではないように思います。
まだ明確なビジョンがあるというわけではないですが、将来は技術の最先端を追いながら何か新しいもの、何か面白いものに携わっていきたいと考えています。それを意識しながら今後キャリアを構築していく際に、シリコンバレーを体験したかどうかが重要な意味を持つと思いますので、ぜひ参加したいです。
正直言ってセールスポイントとか貢献できることなんてないわけで、無理やり書くと
こうなるみたいな文章である。なんで通過したかよくわからない。
バックパッカーとニュース巡回って単なる趣味というか中毒症状なわけで
ものは言い様だけど、エントリーシートにはそういうスキルがいるのかも。
テクノロジーと法律というバックグラウンドがレアだったかな。熱意かな。
とりあえず通過してくれて良かった。存分に楽しんでこようと思う