クリエイティブコモンズシンポジウム
スタンフォード大学のローレンス・レッシグ教授が来るということで
神保町あたりまで自転車で行ってきた。他にはあまり期待してなかったけど
なんか思っていた以上に面白かった。かなりためになった。
午前がクリエイティブコモンズ関連で
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/03/27/11392.htmlhttp://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/03/27/014.html
この二つがけっこう詳しい。午後は国立情報学研究所主催で
http://www.atmarkit.co.jp/news/200603/28/lessig.htmlhttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/27/news075.html
この二つで取り上げられている。レッシグ教授の話だけだが。
ある程度コンパクトにまとめないといけないのはわかるけど
ここでそぎ落とされた部分も非常に面白かったのにと思ってしまう。
一番面白かったのはかなり前の方に座ってたからわかったけど
パネルディスカッションでレッシグ教授がいらいらしたのか知らないが
貧乏ゆすりをしていたこと。あれはちょっとうけた。原因はNHKの人の話だろうな。
詳しくは明日にでも書こうかと思う。
自分のメモに基づいて補足してみる。
午前の方は全体の内容が大体書いてあるので、少しだけ。
著作権で問題なのは著作者が誰なのかよくわからなかったり
権利関係が複雑だったりして、お金が膨大にかかることらしい。
検索コストを下げるだけでかなりインパクトがある模様。
FTEXTという団体のオープンソース教科書プロジェクトでは
TeXのソースを公開しているから改変が非常に楽そうだった。
今は数学だけだけど、物理や化学、料理、音楽も作る予定みたい。
Webcat Plusというサービスは連想検索というものらしく
文章を丸ごと入れると関連する本を紹介してくれる。
新書の背表紙が幾つか並んでいて非常にわかりやすい。
JASRACの人は一生懸命我々は誤解されているというような
ことを言ってた。自分たちには権利がないことまで
濡れ衣を着せられていて困るらしい。話を聞いてみると
まあ確かにけっこうがんばっている模様。クリエイターが分野別に
クリエイティブコモンズを適用するなど選択ができるようになったそうだ。
曲別に選択ができないというのが今後の課題らしい。