Accelerate初日の残り
2ヶ月前にざざっと書いたけど、もうちょっと追記しておこう。
http://d.hatena.ne.jp/pho/20100923/p2
Joiの話
small pieces loosely jointedを紹介してた。
http://www.smallpieces.com/
あとone internet, one copyrightといってたのが印象的。それから投資家に対して、従来の企業とベンチャーの成長モデルは全然違うから、(線形的と指数関数的の)両方理解しておかないと駄目だよーって注意喚起してた。
音声ブログ
Bubble blogを紹介していた。
http://www.bubblemotion.com/
声を使うtwitter(そもそもさえずりって声か)。ちなみにこの会社はKDDIとNECが既に目をつけていて、
http://jp.techcrunch.com/archives/20100921japan-gets-voice-blogging-courtesy-of-bubble-motion/
サービスが始まったようだ。エンタメ情報提供なんだそうだ。うまくローカライズしてる。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1011/11/news051.html
Appsの時代
- タッチパネルになって、タイプするよりタッチする方へ
- Appsの市場はmusicの市場よりでかい
- Appsを売っても金にならないから、別のモデルを模索しようよ
- プラットフォームはいろいろあるけど、生き残るやつを選ばないと後が大変だ。
Slide Share
このサイトは学習するサイトのトップ10に入っているとのこと。
サービスを世界に向けてスケーリングする上で大切な10個のこと
- アイデアやマーケットよりも企業のDNAが大事
- 進化論をプロダクト開発に当てはめる
- Eric Riesのケーススタディが役立つかも
- http://www.startuplessonslearned.com/
- とりあえずスピード重要。スケールアップはその後で。
- 小さくて早いことは強力な武器なのだ
- まず幅広く、それから深く
- データはlifebloodだ
- 東洋と西洋のざっくりした違いは理解しておこう
- rational/analyticalとintuitive/synthetic
- チームビルディング、ボトムアップ重要
- コアに注力せよ。非コアなものはアウトソース。bull's eyeを狙え。
- AmazonS3とかEC2とかsoftlayerとかRecurlyとかBraintreeとかGigyaとかを使おう
- http://www.softlayer.com/
- http://recurly.com/
- http://www.braintreepaymentsolutions.com/
- http://www.gigya.com/
- フォーカスすべきはユーザーであって、競争ではない
- catchup gameをしているとreactiveになってしまうぞ
- リスク管理を学ぼう
- いろいろネガティブなバイアスがかかるけど、ポジティブに。最も重要なのはリスク管理。
- リスクを正面から受け止め、困難な状況に直面しても大丈夫なように構える
- コアとなる哲学をベースにチームをつくり、Don't give up, be strong
Amdon
http://www.amdon.com/
子供はコンピューターゲームならあんなに熱心にやるのに、どうして勉強はそんなに熱心にやらないのか、それではコンピューターゲームみたいに勉強ができるものを作ろう、というお話。この会社が作ったインタラクティブなテキストamBookというやつがすごかった。
インタラクティブな教材ってのはこのくらいやらないと駄目だと思った。作るにはかなりコストがかかりそうだけど、英語版ならマーケットも大きそう。英語を学ぶインセンティブになるかもしれない。これはまだ教材っぽいけど、もっとゲームっぽいものもこの会社はやっている。小さくなって身体に入って、食べ物の消化を促進しようというゲーム。数人でチームを組んで、各自が身体の数カ所に散らばって消化を促進するようにするというのが面白い。
終わってからの先生のレビューもなかなか興味深かった。各自の意思決定はすべて記録されていて、なんでここでアミラーゼを選んだの?それじゃあ消化できないじゃない、みたいな感じの的確なツッコミがされていた。そういう意思決定を通じて生徒の理解度がわかるというのは素晴らしい。勉強のための勉強というようないわゆる学習教材っぽさを感じさせないのも良い。教科書の内容をゲームに詰め込めばいいってものじゃなくて、思想から何からゼロベースでやっている感じがして好感が持てた。