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第7回ニコ技深圳観察会(HAX)

自分がHAXのことを初めて知ったのは3年前のこの記事。当時まだHAXではなくHAXLR8Rだったが。

この記事にseeedのことも出ているけれどもそれには気づかなかったらしい。

あとはJoiのブログ記事も読んだ記憶がある。当時Joiを案内したのはあのBunnieか。

Shenzhen trip report - visiting the world's manufacturing ecosystem - Joi Ito's Web

中国・深川訪問記:世界の製造業のエコシステムを訪ねて - Joi Ito's Web - JP

深川(フカガワ)ではなく深圳なんだけどなとは思った。

あと出典は思い出せないのだが、シリコンバレーのVCが見込みある起業家に対して、君たちが中国で起業するならすぐにでも出資しよう、しかし米国で起業するなら出資しない、なんてことを言ったとかこのあたりの時期に見た覚えがある。

そんな文脈でいつも出てきたのはこのHAXという印象を抱いている。本腰をいれて深圳でハードウェアの起業を支援する集団。そういえば第一期生に選ばれたサッソーという日本の会社の人と2年位前にたまたま少し話したような気がする。そんな感じで、断片的な周辺情報はいくつかあったのだが、個人的に謎に包まれていたこの会社を訪問できて話を聞けて非常に楽しかった。

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今回説明してくれたPartnerのBenは、フランス出身で日本語堪能だったりする。

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Troublemakerと違って、Haxは入居者から利用料を取るモデルではなく、世界中から集った応募から見込みがありそうなものを選んで投資する。背後には投資家がいるわけで、当然のことながら大きくスケーリングするものが選ばれやすい。そして、最後はチームを見て判断するとのこと。

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ハードウェアエンジニア、ソフトウェアエンジニア、そしてデザイナーのチームでHAXのアドバイスを受けながら、大化けするものを作る流れとなっている。

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あとはなんとかしてやるから、とにかく細かいことを気にせず開発せよという強いメッセージが伝わってくるフルスタックプログラムである。設備が新しいわけじゃないけど、圧倒的な人のネットワークがHAXの強みだそうだ。

カナダベースのウェアラブルおもちゃを作る会社、Walkies Lab Incの話も聞けてよかった。

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やはり電気街にあるのでパーツ調達のスピードが圧倒的だと感じた。aliexpressなどの通販サービスで注文して2週間から1ヶ月待ってから取り組むのと、wechatで店に連絡して1時間位で届けてもらえるのは全然違う。量産するのであれば郊外の工場の方がいいかもしれないが、プロトタイプ作りをするのに、この電気街をインフラとして使えるのはとても良い。ツアーの後で電気街を見て回ったが、オンラインの注文をさばくべく、次から次へと出荷されている様子が見られて、ここからはじまるんだと感じた。

ちなみにこのツアーの良いところは、見学した会社の話の続きを食事の場で聞けることである。某MRファミコン動画を見せられたBenがちょっと驚いた反応をしていたり、VRにあまり興味なさそうだったり、そんな素の反応が見られて面白かった。

そんなHAXは、日本からのハードウェアスタートアップの応募を絶賛募集中。我こそはという人は、是非応募してみたらいいと思う。