遺伝子の箱舟

http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/07/29/0935233&topic=99
去年読んだ「ゲノムの方舟」という本を思い出した。
この作者の言っていることは胡散臭いし
最新作の「中途採用捜査官」もSE必読とか
書いているけど全然SE必読の内容じゃないし
ストーリーはまあまあおもしろいけど、くどすぎる。


しかし、ゲノムの方舟はかなりいい。
2000年の段階でSARSが蔓延する前なのに
そのような生物兵器を登場させるという着眼点が
非常に素晴らしいと思う。
今回の計画の名前にしてもまさに先取りである。


現在家で読んでいる本のタイトルはDNA。
ドコサヘキサ塩酸ではなくデオキシリボ核酸
アデニン(A)とチミン(T)、グアニン(G)とシトシン(C)の
有名な二重らせん構造である。
発見者ワトソンが発見50年を記念して書いた本。
わかりやすく書いていて非常におもしろい。