効率的教育法?(エコノミストの記事より)

Economistを読んで、気になったものを取り上げようと思ってたんだけど
なかなか書けなかった。今更ながら書いてみることにする。
Effective learning | Making minds | Economist.com
http://www.economist.com/world/britain/displaystory.cfm?story_id=9261718
ニューカッスル付近のコミュニティハイスクールで、
教育についての新たな試みがなされている模様。

So teachers delivered carefully scripted lessons lasting just eight minutes three times in succession. Some students played “Simon Says” or “Chinese Whispers” in ten-minute breaks to make sure they didn't unintentionally think about what they had just heard; others listened to more about the same topic. A third group was taught for an hour along standard lines. Tested on what they could remember two weeks later, students in the first group did as well as the others, despite studying the material for less than half as long.

あんまりよくわかんないけど、3つのグループがあって、
それぞれのグループが何か習って、2週間後に暗記テストをするらしい。

  • 8minやる、10min休む、8minやる、10min休む、8minやる、10min休む(休み時間にSimon Says)
  • 8minやる、10min休む、8minやる、10min休む、8minやる、10min休む(休み時間に同じトピックについてもっと聞く)
  • 1時間普通に講義をきく

こんな感じかな。Simon Saysというのは、「船長さんが言いました」ゲームなのは
わかるんだけど、具体的な進め方がいまいちイメージできない。
要は、休み時間に遊びながら習ったことを復習するってことだろう。
テストをしてみたところ、どのグループも成績はあんまり変わんないとのこと。
最初のグループは半分の時間しか教えてないのに、同じ点数なんてすごいって話。
教えてる時間は確かにそうだけど、復習してるよな。


まあ突っ込みどころはありそうだけど、ここからいろいろと
見えてくるものもありそうではある。10分くらいに細かく切って
暗記するってのは、試してみる価値あるかも。
あと、短い時間でちゃっちゃか終わらせようって思想が良い。
睡眠時間をちゃんと確保できるし。睡眠時間重要。
日本だと、短い時間でできるとかじゃなくて、
同じ時間でもっとたくさんできるって発想をしそうだな。
そういうところはあんまりよろしくないと思う。
休むことは悪いことじゃないんだし、推奨されるべきだ。