「water」展

先日のICCのイベントでは、佐藤卓さんの話も面白かった。
おいしい牛乳、キシリトール、ロッテのペンギン等を手がけている人。

  • デザインで得た技術をデザインの外で自由に活かす

という言葉が興味深かった。

  • フィールドワークが必要
  • ネットだけではダメ
  • マスプロダクトのデザインをするときは、工場に行く
  • 情報の宝庫。すごい情報を教えてくれる

という感じで、仕事に対する取り組み方も興味深かった。


そこで紹介されていたwater展(牛丼=2000リットル)に行ってきた。
http://www.2121designsight.jp/schedule/water/coments.html#satoh
21_21design sightには、チョコレート展のときに初めて行ったのだが、
建物自体がなかなか凝った作りになっていて楽しい。
一番面白かったのは、「ふるまい」。
超撥水皿にスポイトで水を垂らして遊ぶ。生きてるみたいに動く。
少量しかない方が楽しめるものって他にもありそうだ。
「鹿威し」もなかなかよくできている。水って楽しい。
あと「猫の傘」という作品。話には聞いていたけど、
実物を見てみると、大きさが一目で分かる。
猫の視点で見ると、傘ってあんなに大きいのかと。
自分が見ている世界が当たり前だと思ってしまいがちだけど
自分が思う常識というのは、自分だけの常識に過ぎない。


すべてcase by caseだし、なんでもit dependsである。
中途半端な一般化なんて百害あって一利もない。
「日本人は」とか、「男は」とか、「エンジニアは」とか、
そういうのは、もうやめるし、やめさせよう。
話をする時は一人称がいい。「私」が聞きたいのは「あなた」の意見。
世間がどう思うかとかどうでもいい。「みんな」とか、「常識」とかいう言葉を
安易に使う人には、「常識人ですね」と言って褒めて?あげよう。
ちょっと飛躍したか。まあ文章に飛躍はつきものだ(ということにしておく)。
【レポート】水をテーマにしたデザイン&アートイベント――「Water展」
http://ascii.jp/elem/000/000/074/74985/index-3.html
1月14日まで@六本木ミッドタウン