喫煙者たちの憂鬱

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この3日間ほどで、めっきり暖かくなったパリ。
パリらしいとは言えないこの晴れ渡った空の恩恵を授かろうと、街中にあるカフェのテラスには人が満杯だ。
自然の恵みを楽しもうとしているのかと思いきや、テラスで濃いエスプレッソとタバコをぷかぷかと吸うパリジャンたち。この、決して健康的ではない、でもなんだか優雅に見える不思議な空間に、このところ少しずつ異変がおきはじめている。

その原因は、このところの、数回に渡るタバコの値上げだ。
今では日本円にして1箱600円から700円ほどもするこの贅沢品に、まず最初に耐え切れなくなったのは、若者たち。
そこから火がついて、このところはちょっとした禁煙ブームも起きている。

パリの地下鉄ではホームが禁煙になってなかったと思う。
だから地下鉄に乗る直前まで吸ってて、地下鉄が来たらそのあたりに
捨てている奴がいた。基本的にマナーは最悪。
タバコを吸いたいと思ったこともない自分*1としては
日本のタバコもこのくらいの値段にした方がいいと思う。
禁煙パイポを吸いたいと思ったことは何度かある。

*1:禁煙パイポを吸いたいと思ったことは何度かある