インターン二日目、三日目

そういえばまだ三日しか経ってないんだな。
三日目ですでにちょっと思いついたらできることを
やり尽くしてしまった。こんなのでまともな発表ができるのか?
インターンもそうだけど、研究室でもそうなんだけど
自分が一生懸命考えていたことが全部無駄とか言われたりすると
かなり立ち直れないくらいダメージを受けてしまう。
うちの研究室だと冗談じゃなくて本当にそうなんで
もっと早く言ってくれよってことが少なくない。
で、インターンではそれが非常に怖いので方向性が合ってるか
けっこうまめに確認してもらっている。
自分で考えるように言われるが、相手の表情や口調などで十分
方向性の確認はできた。
あとはもうちょっと深く突っ込んで、いくつか意外なやつを
はさんで発表したらいいんじゃないかと思う。


なんかよくわからないけど、3日続けて社員の人に
食事をご馳走になっている。いいのかなと思いながら。
冷しゃぶ、インドカレー、中華、立ち食い鮨、タンカレー
昼夜昼夜昼で今日の夕食にはついて行かなかった。
単にその前に帰ってきただけ。
それにしてもずーっと採用担当者だと思っていた人が
副社長だったとは参った。
社長もけっこうおもしろい人である。


そういえば京大生は保守的だとか言われた。
わざわざ1泊2日で行って説明会をしたのに
全然人が集まらなかったかららしい。
そこまでは別によかったようだが、人が集まらない
理由を聞いて少し癇に障ったらしい。
「一人あたり三社くらい推薦枠があるから、みんな大企業に行くんです」
と機械系やつが言ったみたい。
推薦枠があったら大企業に行かなければならないのか。
推薦枠がある「から」大企業にいくのはおかしい。
一人20社あったって行きたくなければ行かなければいい。
行きたいから行くのであって、推薦枠は本質的じゃない。
うちの大学ではそんな意見は聞かないけど
この考え方の方がずっとしっくり来る。
別に3日で洗脳されたわけじゃなくて、もともと性格が
天邪鬼系統だし、4年前の刷り込みがあるから。


大企業といったって10年後も残っているかは
わからないんだからリスクが低いとはいえない。
それならくびになっても会社がなくなっても
やっていけるだけの力をつけた方が
ずっとリスクは低いんじゃないかと思う。
とこっちから言ってしまった。
保守的な京大生の一人であるこっちに対して
説得ってほどじゃないけど、何か言おうと思ったらしいが
はっきり言ってそんな事をする意味はない。
意見に違いなどほとんどないのだから。