第10回 写真共有とクリエイティブコモンズ

調子に乗ってブックマークネタに脱線してたら、今年中にこのシリーズを終えるのが厳しくなってきた。ちゃっちゃか書こう。まず写真共有サイトについて。
以前とは違って、今は2万も出せば特に問題なく使えるデジカメが買える。SDカードだって2Gで5000円切ったらしい。静止画なら2Gも要らないから、もっとやすく買えて、ガシガシ撮れる。旅行中だけじゃなくて、普段から食べるもの、気になったものをどんどん撮るというスタイルが一部では当たり前になっているようだ。

写真共有サイト

撮って抱え込むより、とにかく何でもシェアリング。ブログに貼るだけでも良いけど、どうせならそれに特化した写真共有サイトを使うと便利。日本のも海外のもたくさん出てる。
[flickr] 無料アカウントでは200枚まで/写真共有サービス比較 Kawa.netブログ(川崎有亮)/ウェブリブログ
http://kawa.at.webry.info/200609/article_3.html
特色のある、新世代フォト・サービス 百花繚乱:Goodpic
http://www.goodpic.com/mt/archives2/2006/09/post_167.html
一番メジャーなのはFlickrフリッカー)かな。使ってないくせに結構たくさんブックマークしてる。
はてなブックマーク - Lazy Suits / Flickr
http://b.hatena.ne.jp/pho/Flickr/
それ以外のものや、写真全般についてはこっちのタグ。
はてなブックマーク - Lazy Suits / foto
http://b.hatena.ne.jp/pho/foto/
で、自分が使ってるのは、フォト蔵
写真共有「フォト蔵
http://photozou.jp/photo/list/51747/all
かたくなにフォト蔵使ってるっていわれたけど、そんなつもりはない。

  • 顔文字、2ch語使わない。あとで読み返したときにイタイから。
  • ネットで金を使わない。きりがないから。
  • 無理をしない。疲れるから。

この三つをやってるだけ。こだわりってほどじゃないけど。
無料で10000枚まで利用できるし、ブログに貼りやすいから
まあフォト蔵かなという程度。いまいちなとこもあるけど。

クリエイティブコモンズ

自分が撮った写真を他人が利用する。他人が撮った写真を自分が利用する。そういうことが促進されていくといろいろと面白いかもしれない。そこを円滑にするのがクリエイティブコモンズではないかと個人的に思っている。以前まとめた。レッシグ教授が来たときに、シンポジウムにも行った。
Lazy Suits - クリエイティブコモンズ
http://d.hatena.ne.jp/pho/20051121/1132580067
Lazy Suits - クリエイティブコモンズシンポジウム
http://d.hatena.ne.jp/pho/20060327/1143467879
従来の著作権法では、「使っていい」「使っちゃダメ」の二種類しかなかったんだけど、その間を設けるのがクリエイティブコモンズだと思う。「作品と一緒に名前を載せてくれるならOK」「非商用ならOK」「改変しなかったら良い」「同じ条件で再配布するならいいよ」みたいなのを組み合わせて表示することにより自由度を高めるというもの。このへんが使いやすくなると、どんどん加速されて面白くなるんじゃないかなと勝手に期待している。
アンカテ(Uncategorizable Blog) - クリコモのような「着地点」として機能する学問の場を応援しよう!
http://d.hatena.ne.jp/essa/20061220/p1
この記事を読んで、たしかに地道な活動で言葉が定着してきたと感じた。ニュースを見ただけではあまり実感してなかったけど、一行で表現できるということは、それだけ理解が深まったということだろう。

PCだけじゃなくて

FlickrとかはてなFotolifeとかのRSSを登録しておいて、デスクトップでランダムに表示するということもできる。google desktopでローカルにある写真をランダムに表示したりするのもたのしい。普通にpicasa2を使うだけでも、写真がいっぱいあれば結構楽しい。PC使わなくても、勝手に写真が切り替わる写真たてがあると楽しそう。
ドリームメーカー、8型液晶の「デジタル写真たて」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/accessories/2006/07/05/4148.html
デジタルフォトフレームとかで検索するとたくさん出てくる。フラッシュメモリ内のものをランダムに表示することもできるし、無線でネットから写真をダウンロードすることができるやつもあるらしい。
写真を撮る、見て楽しむ。そこにシェアするというのが加わるとますます強力になりそうだ。