銀座の小さな本屋で見つけたような気がする。
なんとなく手に取って面白そうだから買った。
雑誌「Pen」に四年間連載されてたコラムをまとめたものらしい。
デザインのたくらみ | |
坂井 直樹 おすすめ平均 坂井さん自身の考えや物の見方がもっと見たくなる本だった。 新発見的価値観 楽しく読めました〜☆ イラストでも楽しめます。 や、やすい。原研哉のデザインもGOOD!! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
記事は2ページずつなので(雑誌のコラムだからしょうがないけど)ぶつ切りな感じ。
まとめて読むとけっこうお腹いっぱいな感じがした。
でも一つ一つのクオリティは高くて面白い。
花火とか和菓子とか薬とか、そういういろいろなキーワードに対して
デザイナーの視点で書いていて、そういう見方もあるのかと感じさせる。
それぞれのテーマに沿った挿絵もなかなか良い。
デザイナーの名前とか何かのデザインの歴史とか
ちょっとしたことかもしれないけど、自分の知らないことで
何となく面白そうで、自分がもっと知りたくなることを
この人は、たくさん知っているんだなと思った。
機能美論だけで美しいデザインのすべてを説明するのは無理がある
誰もやったことがないからこそ、やる意味がある。世の中に無いモノを作ることに、デザインの価値がある
良いこと言うと思った。
検索してみたらブログを発見。
坂井直樹さんの「デザインのたくらみ(ケータイ編)」:イザ!
http://naokix.iza.ne.jp/blog/
かなりマニアックな携帯電話が取り上げられてて面白い。
世の中知らないことばっかりだ。
13日に代官山でイベントがあるらしい。
EPSON PRESENTS EXHIBISION ""SAMPLING""
http://www.dsift.jp/
金曜日の夕方5時から行ける人なんてあんまりいないだろうけど。
僕にとって本は、単にテキストが記録されたメディアではなく、ひとつのオブジェだ。デザインはもちろん、紙の手触り、手に持ったときの重量感、ページをめくるときの音、インクや紙のにおいなど、全ての要素が五感に訴えてくる。
こういうふうに考える人の本なので、本自体も良い。