2013-01-01から1年間の記事一覧

京都三日目 指導教官の最終講義

エクセルシオールで朝食を食べた後、京都国際マンガミュージアムに行った。 京都国際マンガミュージアム http://www.kyotomm.com これだけたくさんの漫画が惜しげもなく陳列されていて驚いた。古い学校の校舎を利用した建物なので、建物自体も見ていて面白い…

京都二日目 古寺を堪能

徳島で寺に行ったものの、久々の京都の広々とした寺に行きたくなったので仁和寺に行ってきた。自転車で何度か来たことがあったから、入り口の仁王像を見てとても懐かしい気分になる。いろいろと文化財があるのかもしれないけど、それ以上にこんな居心地の良…

京都初日 なんとなくアウェー感

神戸、徳島の次は京都である。バスで直行だと徳島から3時間だった。徳島は思ったより便利である。宿に荷物を置いて昼食。 栞栞カフェ http://tabelog.com/kyoto/A2602/A260202/26021604/ それからアーティストの友人の器があるということで、展示を見てきた…

徳島観光

徳島といえば日亜化学とジャストシステムと大塚製薬があって、鳴門のうず潮や大歩危・小歩危があるというイメージ。今回たまたま縁があって行ってきた。 神戸からは高速バスで淡路島を通って2時間で行ける。これは意外と便利。閑散とした駅前を想定していた…

神戸 初日

初めて神戸に行ったのは20年ほど前だった。あまり覚えていないが、一つ確かなのは、それが震災前だったこと。その後、一時期京都に住んでいたので2度3度行ったような気がする。そして今回、妻が是非神戸花鳥園に行ってオニオオハシを腕に載せたいと言うの…

神戸二日目 そこにオオハシがいた

今回神戸で泊まったのはサンサイドホテル (http://www.sanside.co.jp)。非常に狭いが安くて駅から近く、朝食にコムシノワ(http://www.comme-chinois.com/Boulangerie/index.htm)のパンが出てくるのが良い。それからミント神戸2階のLe Ba-Ta-Clan (http://leb…

iPad miniをもらった

会社でもらったipad mini:16GB, Wi-Fiを現在使っている。ここまで便利だとは思わなかった。文庫本より少し大きく、単行本より少し小さいこの端末は、本を読むには非常に都合が良い。初代iPad, kindle2, 紙と比較して、現時点で自分にとってこれは最高の読書…

帰国、自費歯医者、デザインあ

金曜日 午前3時前に起きてシャワーを浴び、荷物を持って出発。全然車が通ってなかったけど、5分くらい歩いていたら空車のタクシーが2台来たのであっさり乗れた。道がガラガラだったので30-40分くらいで空港到着。チェックイン、出国審査もすぐできたので、中…

文学評論(下)

下巻の構成はこんな感じ。 スウィフトと厭世文学 ポープといわゆる人工派の詩 ダニエル・デフォーと小説の組立 スウィフトと言われても全然ピンとこないのだが、ガリバー旅行記の著者と言われればわかる。といってもガリバー旅行記が4編からなるとは知らな…

海外で働くということ

地方都市の公立の学校でごく普通の教育を受け、国立の学部、修士に淡々と進んで、東京で4年働いて、辞めて、シンガポールで1年勉強して、1年半働いて今に至る。 前に書いた通り日本が嫌いだとか、英語を使った仕事がしたいとかそんなことは全然ないし、ア…

サービスのリバース・イノベーション

今リバース・イノベーションという本を読んでいるのだが、これが非常に面白い。以前ハーバードビジネスレビューでGEが新興国/途上国向けに小型の医療機器を作った話が取り上げられていたが、そういう話が盛りだくさんの本である。 簡単に言うと、これまでは…

文学評論(上)

カツラの話が面白いと以前書いた本。夏目漱石が大学で行った講義をまとめた本である。読み終えたので全体を通した感想を書いておこう。上巻の構成はこんな感じ。 序言 十八世紀の状況一般 アヂソン及びスチールと常識文学 やはり十八世紀の状況一般のところ…

取りやすい特許

なぜかよくわからないけれどもオーストラリアの特許出願を2、3件扱っていて、本日現地代理人からメールをもらった。4月15日に法改正があって特許が取りにくくなるから、審査請求するなら早く連絡してね!みたいな感じのメール。お前、半年前に審査官から指…

情報共有の未来

おそらく2005年頃からブログを読ませていただいているのだが、いまだに何をしている人かよくわからないyomoyomoさん。雑文書き、翻訳などがMakeの紹介文にあったと記憶しているが、とにかくいろいろな分野に対して造詣が深い(褒めてます)。そんなyomoyomo…

知る、読む、使う!オープンソースライセンス

達人出版会の本。電子書籍でさくっと買えてしまう。はじめの方は非常に基本的なことが書いてあると思ったのだが、読み進めるうちに詳しく突っ込んだ内容が説明されていることに気づいた。レッシグの言葉を引用して、大きな枠組みの中での位置づけを述べてい…

開墾して特許にするということ

土地所有と聞いていつも思い出すのは、劇場版ドラえもんの「のび太の日本誕生」である。ほとんど忘れてしまったが、タイムマシンで7万年前の日本に行って、のび太が木の枝で地面に線を引き、「ここまで僕の土地」と宣言した場面が非常に印象的だった。その後…

ノウアスフィアの開墾

伽藍とバザールに続いて書かれた論考である。前作よりも一歩進めた議論をしていて、個人的にこちらの方が得られるものが多かった気がする。知的財産を土地所有に喩えるのは今でこそありふれた手法だが、よく掘り下げられている。 プラグマティストたちにとっ…

言語学少女とバベルの塔

「――じゃあ、『走る』と『歩く』の違いは?」 「一一じゃあ、どうしてこれは『広い紙』と言えないの?」 そんなシンプルな問いかけから始まるこの物語は、なかなか引きつけられるものがあった。数学ガールの言語学版にふさわしく、非常に取っ付きやすいが奥が…

8年前に思い描いていたこと

ここの日記もそろそろ10年経つ。たまに読み返してみると当時の様子がなんとなく思い出されるので面白い。なんとなく大学の研究室に居た頃、就職活動をしてた頃のことが気になって読み返してみた。 2005年1月。当時まだはてなブックマークがなかったので、今…