2011-01-01から1年間の記事一覧

semester2終了

1月3日に著作権の追試があったので、正月もろくに休んでないことを思い出した。授業は1月4日から始まった。火、木の夜3時間と土曜の朝3時間。大学にいる時間は短いけど、日本の大学の感覚とは全然違うっていうのは、体験した人にしか伝わらないかもしれな…

宇宙を織りなすもの

身近な疑問から始まって、宇宙の起源、最小構成要素、ワームホールなどなどかなり突っ込んだところまで詳しく解説した本。 宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 上作者: ブライアン・グリーン,青木薫出版社/メーカー: 草思社発売日: 2009/02/23メディア: …

非公開にするという選択肢

IKEAの記事を読んでいて2006年の記事を思い出したので、読み返しながら比較してみた。この5年間で店舗数が235から284に増えている。ロシアのサンクトペテルブルグ店で電力供給を確保するために賄賂を贈ったとして、ロシアの2人の重役を首にしたのは2年前の…

大学のクリニックに行った

しばらく風邪をひかずに過ごしてきたが、少々喉に違和感があったので大学のクリニックに行ってみた。そもそも健康保険の概念が日本とはずいぶん違うので、いくらくらいかかるの?とか、保険はどこまでカバーするの?とか謎だったが、日本の大学にいた頃から…

地震、津波、その後のこと

地震が起きたときtwitterのタイムラインが「ゆれたー」で埋まっていたので、ほぼリアルタイムでその事実を知った。そのときに真っ先に思い出したのは、シリコンバレーツアーで現地に住む人に言われたことである。海外に住んで最も嫌なことは何か聞いたら、親…

2月と3月に見た映画

009 : The King's Speech 010 : Black Swan 011 : 127 Hours 012 : True Grit 013 : Never let me go 014 : The Adjustment Bureau 015 : Rango 016 : The Lincoln Lawyer 年間100本見ようと思って1月に8本見たけど、そんなに見なくていいやという気分になっ…

データと直感の組み合わせ

2009年にVodafone UKのCEOになったGuy Laurenceのインタビューでこんな記述があった。 "I triangulate an objective assessment of the new technologies coming in, a subjective assessment of the public reaction to new propositions, and then I take …

イシューからはじめよ

「圧倒的に生産性の高い人」に共通すること、それがこの本のテーマである。そこで重要になってくるのが「イシュー」。「何に答えを出すべきなのか」についてブレることなく活動に取り組むことがカギとのこと。 プロフェッショナルにとって、バリューのある仕…

独占禁止法

アメリカだとantitrust law(反トラスト法)と呼び、他の国だとcompetition law(競争法)と呼ぶけど中身は似たようなものだ。シャーマン法というのがアメリカにあって、そのときにトラストという言葉を使ったから、その名残りとして反トラストと呼ぶみたい…

ブルネイ・ダルサラーム(2010年12月)

ブルネイといえば、カリマンタン島をマレーシア、インドネシアと分け合う小国で、石油があるので豊か、なんてことを中学校の頃に習ったように思う。習った当時は行くことなんて想像もしなかったが、シンガポールから直行便で2時間くらい、使用通貨は違うけど…

<反>知的独占

この本は知的財産権という制度が知的独占、そしてレントシーキングにつながって、社会的な害悪となると主張する。それから知的財産制度があるからといって技術の進歩が促進されるわけではないことをいくつかの例を用いて説明している。キーワードはレントシ…

IBM Centennial Lecture

IBM社が今年で創業100周年を迎えるというのは昨年末のエコノミストのイベントで知った。100年の歴史を振り返ってなかなか力の入った動画も制作している。 この動画を見るとIBMの歴史が技術の歴史であるといっても過言ではないなと思った。そんな100周年記念…

グヌン・ムル国立公園

旧正月(中華系の人は太陰暦の正月を祝うそうだ)を利用して、マレーシアのボルネオ島(インドネシア語ではカリマンタン島)にあるグヌン・ムル(gunung mulu)国立公園に行ってきた。グヌンとはマレー語で「山」という意味らしい。 といってもあるのは山だ…

デジタル時代の著作権

Science Commons翻訳プロジェクトでお世話になっている野口さんの本。あとがきによると元ちくま書房の福田さんがきっかけになったそうだ。著作権のように込み入った内容を扱う場合、複雑な部分を妥協して過度に単純化した浅い内容になるか、複雑でわかりにく…

今月見た映画

001 : Gulliver's Travels 002 : The Tourist 003 : Tron Legacy 004 : Fair Game 005 : Season of the Witch 006 : Hearafter 007 : Solomon Kane 008 : The Green Hornet 別にそれほど映画が好きなわけでない。去年たぶん一度も映画館に行ってないくらいだ…

intellectual ventures updates

intellectual ventures(IV)関連で興味深い記事があったのでちょっと感想を書いておく。ついでにこの1年で気になった記事もまとめておこう。 IVがサムスン、HTC、SAPと立て続けにライセンス契約を結んだことは非常に興味深いと思った。 HTC : http://moconew…

2010年に買った電化製品ベスト5

なにいまさら去年のまとめをやっているんだと思われそうだが、年末はばたばたしてて余裕なかったし、Chinese New Year前ってことで良いことにする。ちなみにこういうまとめは2006年にもやっている。 http://d.hatena.ne.jp/pho/20061230/1167474835 このとき…

GFIP2011に参加してきた

長くなりそうなのでいくつかピックアップして書いておこう。Global Forum on Intellectual Property 2011なるイベントがシンガポールで開催されていたので行ってきた。今年で3回目らしい。裁判官や弁護士、知財部門の人、などなどいろいろ。知的財産(特に…

Accelerate2010まとめ

Accelerate2日目の残りの続きを紹介 Innovation or deadという題でいろんなサービスを紹介するおじさん ちょっと違った切り口で考えよう、ということでMakerbotの3D printingを紹介していた。 http://blog.makerbot.com/2010/09/25/announcing-makerbots-new…

semester1終了

8月に講義が始まって、最初の一ヶ月はIntroduction to lawということでSingaporeやUKのcommon law全般について学んだ。でもいまいち話が聞き取れないし、出てくる単語がわからないものばかりだし、わかったところでロジックが入り組んでて複雑。週3回の一…